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2018/06/19

転職でよくある6つの失敗パターン!その原因って?

(写真=SIBAShouse/Shutterstock.com)
(写真=SIBAShouse/Shutterstock.com)
転職して成功する人もいれば失敗する人もいます。そして実は失敗する人には一定のパターンがあるのをご存じでしょうか。転職を考えている人も、もしかするとそのパターンに陥っている可能性もあります。そこで、ここでは6つの失敗パターンを紹介しながら、なぜ転職に失敗するのかを解説します。

「あこがれの仕事」に転職したパターン

<失敗の理由>
大企業でシステム販売の営業をしていたAさんはクリエイティブな仕事にあこがれ、2017年4月にITベンチャーの営業として転職しました。しかし、想像以上に仕事のスピード感が速いうえに、残業も当たり前で思っていたような華々しい仕事ではないことに気づいたのです。入社して1年が経ちますが、精神的肉体的に辛く、早くも転職を考えています。

<失敗の原因>
人によって違いこそあれ、「あこがれの仕事」に転職すると失敗しがちです。Aさんの場合は「クリエイティブな仕事」というあこがれにばかり意識が向いてしまい、「実際はどんな仕事なのか」「入社後自分がどんな状況になるのか」といった現実的なリサーチがおろそかになってしまいました。ベンチャーに入社して実際の業務を知り、自分には合わずに精神的に苦痛になったのが原因です。

いざ転職してみたら「アラ」が見えてきたパターン

<失敗の理由>
Bさんは前職の給与に不満があり、転職を決意しました。転職先の給与には満足していますが、転職先での人間関係がギクシャクしていて気軽に飲みにも行けませんでした。前の会社は今よりも給与は安かったものの、チームで一丸となって目標に向かう雰囲気があり、コミュニケーションも活発に行われていました。そのため、前の会社に戻りたくなっています。ただし、Bさんは転職を繰り返しているため、ここで転職活動をしてもうまくいかないおそれがあると思い、ジレンマを感じています。

<失敗の原因>
こうした失敗に陥る人は、転職する先々で各社の「アラ」を見つけ、それを理由に転職を繰り返す可能性があります。Bさんのように、転職を繰り返せているうちはまだ良いものの、繰り返せなくなると不満を抱えたまま仕事を続けることになります。会社の「アラ」にうんざりしたら、逆にその「アラ」を我慢しても釣り合いが取れるくらいの良い部分がないかを考えて見つけましょう。

条件・待遇に釣られて転職するパターン

<失敗の理由>
Cさんは「自分にはもっとやりたい仕事がある」と、やりがいを求めて転職を決意したものの、面接に行った先で希望とは違う職種をすすめられ高待遇を提示されました。Cさんの転職活動当初の目的はやりがいだったにもかかわらず、その待遇に釣られてしまい本来の希望以外の職種で転職することにしました。転職後、高待遇ではあるものの、仕事にやりがいが感じられず、再度転職エージェントに相談し、自分のやりがいのある仕事を探しています。

<失敗の原因>
条件や待遇が転職の主な目的であるのなら、条件・待遇に惹かれて転職しても問題ありません。しかしCさんのように他に目的があるにも関わらず、条件・待遇に釣られて転職すると失敗するおそれがあります。その原因は「短期的な思考」です。

確かに好条件や高待遇は一時的なモチベーションにはなります。しかし、それはあくまで一時的、短期的なモチベーションです。好条件や高待遇自体が転職の目的でない場合、いずれどこかで無理が生じます。そうなれば結局仕事が辛くなり、前職と同じ思いを抱くであろうことは間違いないでしょう。

入社後すぐに採用職種以外の仕事に回されるパターン

<失敗の理由>
Dさんは前職の経験を生かして経理として転職したものの、入社後すぐに総務の仕事にも回され、いつの間にか自分がどちらの担当なのかがわからなくなるほど総務の仕事がふえています。自分は経理のプロフェッショナルになるはずだったのに、なぜ総務の仕事ばかりがふえるんだろうか、こんなはずじゃなかったと後悔しています。

<失敗の原因>
Dさんのような失敗に陥る原因は、「こんなはずじゃなかった。この転職は失敗だ」という思考そのものです。会社という組織に属していれば、担当業務の拡大があってもおかしなことではありません。特に人手が足りない中小零細企業なら、経理と人事と庶務を一人ですべて担当していることも珍しくないのです。

会社からすれば「この人には一通り事務仕事をマスターしてもらって、将来的には事務のトップとして人を育てて欲しい」などのキャリアプランを用意している場合もあります。そのため、採用した人事に相談して会社側の意図を汲み取ることも必要です。

「やりたいことを仕事にしたい」と安易に転職したパターン

<失敗の理由>
Eさんは昔から文章を書くことが好きだったという理由で一念発起し、編集プロダクションに転職しました。いざ入社すると、一日中文章のことだけを考える生活が苦痛になりました。やりたいことや好きなことを仕事にするのが必ずしも正解ではないと感じ、早くも転職を考えています。

<失敗の原因>
Eさんのように「やりたいことを仕事にしたい」と考えて転職する人の多くは、「今の職場でやりたいことができていない」という悩みを抱えていて、「現状から逃げたい」という短期的な思考に陥りがちです。やりたいこともやりたくないことも仕事は仕事です。体力的に大変なときも、精神的に辛いときもあるのです。

収入が減って家庭が崩壊したパターン

<失敗の理由>
Fさんは仕事のやりがいがありそうな会社に転職が決まったものの、収入が減るので家族からは反対されていました。「すぐに給料を上げてもらえるよう頑張るから」と説得し入社したものの、収入は一向に上がりません。家庭の空気はどんどん悪くなり、仕事に行くのも家に帰るのも辛くなっています。

<失敗の原因>
Fさんのように家庭を持っている人が転職したいと考える場合、家族の了承は必要不可欠です。このようなパターンに陥る原因はこれまで何度も出ている「短期的な思考」です。「入社さえしてしまえば家族も納得してくれるだろう」「給料はきっとすぐ上がるだろう」と考えて、納得してもらえなかったときのことや、給料が上がらなかったときのことを考えていないので、いざ最悪の事態に直面したときになってようやく「この転職は失敗だった」と気づくことになるのです。

「よくある失敗」を防いで成功率を上げよう

今回はよくある6つの失敗パターンを紹介しました。誰でも失敗はします。しかし「よくある失敗」を知っておくことで、失敗する確率を下げて、転職で成功を収められる可能性がふえるのです。ここで挙げた失敗の理由とその原因をよく理解したうえで、転職を考えるようにしましょう。

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