キャリアアップ
2018/10/15

副業が解禁される中、年収1,000万円の人が副業・複職に取り組むワケ

(写真=g-stockstudio/Shutterstock.com)
(写真=g-stockstudio/Shutterstock.com)
副業と言えば、収入の少ない人が生活の足しにするためにするイメージがあります。しかし近年は収入の多い少ないにかかわらず、さまざまな理由で副業をする人が増えてきています。副業OKの企業が増えてきているのも、そのような流れを後押ししています。

ここでは一般的にいう高年収の年収1,000万円以上の人たちにフォーカスして、彼らがどうして副業をするのかを解説します。さらに、これから副業をしてみたいという人のために、さまざまな副業のあり方も紹介します。

年収1,000万円の人が副業をする理由

求人情報メディアのエン・ジャパン株式会社が行った、35歳以上の転職経験のある人を対象にしたアンケートによれば、「副業をしている」と回答したのが、年収1,000万円以上で31%、年収1,000万円未満で30%でした。

この結果から、副業をしているかどうかに年収はそこまで大きな違いはないとも考えられます。しかし、同じアンケートの「副業をする理由」には大きな違いがありました。アンケート結果の多い順に、年収1,000万円未満の人の場合、「報酬が得られるから(60%)」「本業の収入だけでは充足していないから(42%)」と回答しているのに対し、年収1,000万円以上の人では「知見・視野が広がるから(67%)」「新しい人間関係が構築できるから(50%)」と回答しているのです。

アンケート結果から、年収1,000万円以上もあるから、知見や視野、人間関係の獲得を目的にする余裕があると言うこともできます。しかし逆に、知見や視野、人間関係の獲得を目的に副業をやっているから、年収1,000万円に到達したと言うこともできるのです。これらが動機の副業は、自己投資に直結しやすいため、スキルアップにもつながりやすくなります。

このように考えると、年収1,000万円未満の人が今よりも年収を上げようとするならば、年収の補填のための副業から自己投資のための副業へと、意識を変える必要があると言えます。

年収1,000万円の人はキャリア形成のために副業する

それではなぜ年収1,000万円以上の人が副業をするのかを考えてみましょう。上述したように、スキルアップは自分のキャリアなどを目的としている人が多いと考えられます。例えば、ある人は土日祝日の時間を活用して、友人と小さなコンサルティング企業を立ち上げ、ベンチャー企業などと業務委託契約をしてコンサルティング業務を行なっています。

また、ある人は現在デザイン事務所でデザインの仕事をしていますが、将来的には独立をしたいと思い、クラウドソーシングを活用して仕事を受注しています。会社の承諾なしにそういったことをしてもよいか会社に相談し、承諾を得ているものの、会社からは通常業務に支障が出ないことをきつく言われています。そのため、無理のない範囲で仕事を受託しています。会社の看板はないものの、自分の力量がわかり、足りている部分・足りていない部分を意識できるといいます。

他にも、スキルアップを目的に平日の空いた時間を活用して別の会社で勤務する人もいます。各会社の守秘義務はあるものの、経験値が増え、自分の仕事の幅を広げていくことができるのがポイントです。

意識の高い副業が将来のスキルアップにつながる!

クラウドソーシングや起業といった選択肢以外にも、例えば学生時代に身につけた英語スキルを生かし、オンライン英会話の教師を副業でやってみたり、株式投資を勉強して業界の動向を分析したりと、自己投資にもなる副業の選択肢は無限にあります。もしこれから副業を始めようと考えている人は、収入の足しになる副業ではなく、意識の高い副業をしてみてはいかがでしょうか。

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