マネジメント
2018/05/14

若くしてリーダーシップを身に付ける方法とは

(写真=Who is Danny/Shutterstock.com)
(写真=Who is Danny/Shutterstock.com)
組織を率いる統率力や指導力を一般的に「リーダーシップ」と呼んでいます。「先頭に立って引っ張る」「指導者としての地位」など、いろいろな場面で使われます。いつか、自分の夢や目標を達成したい人にとってはリーダーシップがあることは大きな武器になります。そこで、若いうちからリーダーシップを身につけるにはどのようにしたらよいのかを、さまざまな角度から考えてみましょう。

リーダーシップの意義

まず、リーダーとリーダーシップの違いを確認しましょう。リーダーは組織の中の役割、リーダーシップがチームを動かすパワーや方法のことをいいます。リーダーシップには、チームの掲げる目標やビジョンに向かって、メンバーをまとめて進むことをいいます。そのため、自分のことだけではなくチームをまとめあげる力が求められています。

リーダーシップには、目標やビジョンを達成するためにさまざまな問題を解決するだけではなく、チームのメンバーそれぞれがモチベーションを維持できるように縁の下の力もちになるのも、大事なポイントです。ただ、こういったことはリーダーだけがやるわけではなく、チーム全員が同じ方向を向いてそれぞれが行動をしてはじめてまとまるのです。

リーダーシップの必要性

企業や組織のグローバル化が進み、混迷を深める世界経済や複雑な社会情勢の中、社員一人ひとりに求められるリーダーシップの必要性が高まっています。日本型雇用システムの年功序列や終身雇用が終わりを告げ、取り巻く厳しい労働環境の中で、企業の人事評価は成果主義へと移行しているのです。そこでは自主的に考えて行動できるリーダーシップのある人材が必要になります。

これまでリーダーシップといえば、組織や役職で上に立つ管理職に求められるものと思われていました。しかし、本来リーダーシップは組織に加わるメンバーの一人ひとりが持たなければならないのです。メンバー各自がリーダーシップを発揮することで、組織や団体の底上げや活性化につながることが期待できます。

組織や役職上のリーダーは単に役割に過ぎず、各メンバーにリーダーシップは必要なのです。言わば優れたメンバーになるために欠かせない要素がリーダーシップといえます。リーダーシップを発揮することで、厳しい状況の下に置かれても組織や団体を円滑に動かせるようになるでしょう。

間違ったリーダーシップの考え方

一般的に仕事の振り分けや進捗状況を管理、命令することがリーダーシップと思っている人もいるかもしれません。しかし、リーダーシップとは、メンバー各自に「方針を明示する」「一緒に行動して支える」「自主的に行動できるようにする」ことが大切です。

リーダーは単なる役割に過ぎないのです。リーダーシップとは組織や団体を動かす要素や方法のことを指しますので、チーム全員がリーダーシップを持つべきだといえるでしょう。

リーダーシップの6つのスタイル

リーダーシップにはさまざまなスタイルがあります。近年、最も影響力のある経営思想家のひとりでエモーショナル・インテリジェンス(EI、心の知性)の提唱者で知られるダニエル・ゴールマンによると、リーダーシップは6つのスタイルに分類されると言います。人それぞれ顔や性格が違うように、自分に適したリーダーシップのスタイルも異なります。若くしてリーダーシップを身に付けたい場合は、最適なスタイルをぜひ参考にしてください。

● ビジョン型

共通の夢を実現するために周りを動かすもので、明確な信念や価値観が必要です。総合して最も効果的とされています。

● コーチング型

メンバーの可能性を重んじて組織目標へとつなぐ方法です。各メンバーを理解することが重要で、リーダーはメンバーを指導、コミュニケーションすることが大切になります。

● 関係重視型

メンバーと同じ目線で良い関係を維持し信頼を得る手法です。どうしても感情が優先されるため、目標や目的が後回しになる傾向が指摘されています。

● 民主型

メンバーを意思決定に参加させるので、メンバーの考え方を広く集めることで新しいアイデアを見つけたり、協調性を養ったりすることが可能です。

● ペースセッター型

リーダーが先頭に立って模範を示してメンバーを引っ張るのですが、優秀なメンバーが多いと効果を発揮します。弱点はすべてのメンバーができるとは限らない点です。

● 強制型

指示命令を強制的にするので単純業務には効果的です。ただ、メンバーから反感を食らう恐れがあります。特に緊急時の対応には有効です。

リーダーシップは努力で身につく

世界的に経営の神様と呼ばれるピーター・ドラッカーは著書の中で、「リーダーシップとは仕事である」と語りました。リーダーシップについて「仕事」「責任」「信頼」に分けて解説したのです。強引に引っ張るものではなく、リーダーを信頼して自らの意思で付き従うものと説明しています。現代では組織のトップから新人まで誰でもリーダーシップを身に付けることが可能です。MBAのカリキュラムや企業研修でも重視されています。

しかし、リーダーシップは簡単に身につくものではありません。やはり、日ごろから役職や地位には関係なく、組織のメンバーとして努力、研さんして身につくことを忘れないようにしましょう。


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