マネジメント
2018/09/27

はじめて上司になったときに直面する「逆らう」部下への対処法とは?

(写真=marvent/Shutterstock.com)
(写真=marvent/Shutterstock.com)
上司になると、部下のマネジメントも重要な仕事です。上司と部下の関係では、部下は必ずしも上司を信頼し、上司の言うことをそのまま実行するとは限らないのです。時には上司の指示や命令に対して、「逆らう」部下も出てくるかもしれません。そこで、なぜ部下が逆らうのか、またその対処法について解説していきます。

逆らう部下は幼児の「イヤイヤ期」に似ている?

そもそも、部下はなぜ逆らうのでしょうか?職場ではストレスなく過ごすことを誰もが願っているはずです。それなのになぜ、わざわざ逆らうという手段を取ろうとするのでしょうか?実は部下が逆らうのは子どもの「イヤイヤ期」と関連があるのです。

イヤイヤ期とは2歳前後から始まる第一次反抗期の特徴の一つで、それまでは親の言うことを聞いていた子どもが、急に言うことを聞かなくなる時期のことです。子どもの自我が成長してきているのに自分ではやり遂げることができず、親やまわりの人に先回りされるという葛藤がイヤイヤという行動に出ると言われています。

イヤイヤ期と同じで、部下が逆らう、反抗するのには、なにかしらの原因や理由があるのです。自分の考えを上司に論理的に伝えることができず、反発することで自分の意志を通そうとしているのです。部下が上司に逆らう、反抗、反発しているときには、こういう背景があることを理解するとよいでしょう。

反抗する部下への対処法とは?

反抗する部下に対して、実際にどのような対応をしていけばよいのでしょうか。先ほども述べたように、部下は自分の考えや意思をしっかり持っています。しかし、それをうまく上司に伝えられないために、反抗しているような態度を取ってしまう、もしくはそう見えているだけなのです。

そのため、ただ頭ごなしに押さえつけるだけのマネジメントではうまくいくわけがありません。また、部下はしっかりとした意志を持っているため、部下の言葉を聞き流すなどの態度はかえって逆効果といえます。

反発する部下への対処法として有効な考え方として、アドラー心理学を使った考え方があります。アドラーは、モチベーション向上の手法として、4つのEを提唱しています。それは、「勇気づけ(encourage)」「興奮(excitement)」「感激(enthusiasm)」「心の豊かさ(enrichment)」で、これらがあると、人はモチベーションが上がると言います。

「勇気づけ」というのは、部下のいいところを認め、プラスの部分を伸ばしていくことです。反発しているからといって部下の意見や考えを闇雲に否定してはいけません。彼らの意見のいいところを伸ばしつつ、チームとして1つの意見にまとめていくのがリーダーであるあなたに求められていることです。

「興奮」「感激」「心の豊かさ」については、仕事の上では達成感に置き換えることができます。部下が反発するのは、例えば彼らが仕事でうまくいっておらず、達成感を感じていない場合は仕事で成功を掴むチャンスを与えることが一番の動機付けになるわけです。

彼らに与える仕事を少しかみ砕いて、わかりやすくすることで、彼らもミッションを理解し、仕事もスムーズにこなせるようになるかもしれません。そうすれば、彼らのモチベーションはますます上がるでしょう。いくつかの成功体験を積ませることは、上司としての役目でもあり、それはお互いのモチベーション向上につながります。

部下一人ひとりがモチベーションを持ったチーム作りを

反抗するということは、部下にそれだけ強い意思があるということです。部下の意思を尊重しつつ、彼らにモチベーションを与えることが、反発・反発を少なくさせるポイントです。上司、部下といった垣根を越え、一人ひとりがモチベーションを持って、活発な議論ができるチームを作ることは、上司であるあなたの役目です。それができれば、上司としてのあなたのキャリアアップにもつながるでしょう。

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