マネジメント
2018/10/24

取引先との会食がある!?必ず知っておきたい「宴席」でのマナー

(写真=Photographee.eu/Shutterstock.com)
(写真=Photographee.eu/Shutterstock.com)
取引先への接待が決まり、自分が幹事を担当することになったら、それは自分の能力をアピールする絶好のチャンスです。しかし接待にはマナーがあり、それができていなければ取引先と日頃どんなにうまくコミュニケーションを取っていても、すべてが台無しになってしまうこともあります。ここでは接待における「準備」「本番」「本番後」の3つの段階に分けて、それぞれのマナーを紹介します。

何よりもまず「準備」が大事

本番までの準備はとても大事です。準備におけるポイントは主に以下の3つです。

1.先方へのリサーチ
接待を行う店を、こちらの都合だけで決めるのはNGです。もちろん「全部お任せします」という取引先もありますが、まずは「好きな食べ物はありますか」「アレルギーなどはありませんか」「普段はどんなお店に行かれるんですか」などと質問し、取引先の担当者やその上司が喜ぶような店の条件をリサーチしましょう。

2.店の下調べや日頃の情報収集
次に行うのは、リサーチした条件を満たす店探しです。いくら条件を満たしているからといっても、インターネットなどで調べただけで予約をしてはいけません。なぜならトイレの清潔感や、店員の接客レベル、どんな客が利用しているかといった情報は、実際に行ってみなければわからないからです。そのため候補の店が決まったら、一度は店に行ってみましょう。

3.手土産の準備・段取り
接待する相手が既婚者だったり、子供がいたりする場合は、接待後に渡す手土産の準備も欠かせません。また取引先の人がすぐに帰ってしまって手土産が渡せなかったといった事態にならないように、あらかじめ店と相談するなどして、手土産を渡すタイミングの段取りをしておくことも大切です。

本番は「気配り・目配り・心配り」を

食事や話に夢中になって、取引先の人のグラスが空になっているのに気づかなかったり、テーブルの上の食べ物がなくなっているのに何も注文しなかったりすれば、取引先からは「気の利かない人だな」と思われますし、幹事を任せてくれた自分の上司にも「こいつに任せるのはまだ早かったか」と思われてしまいます。

「気配り・目配り・心配り」をするためには、自分が酔っ払っていては話になりません。緊張してしまうとアルコールを飲むペースが早くなりがちですが、平静を保てるような飲み方を心がけましょう。

「翌朝のお礼メール」までが接待です!

接待が終わる時間になっても、幹事は気を抜いてはいけません。スムーズにお見送りするためには、会計やタクシーを呼ぶタイミング、手土産を渡すタイミングなどにも注意する必要があります。

例えばあらかじめ店と打ち合わせをしておき、会計はお見送りが済んでからすることにしたり、指定の時間に店の前までタクシーが来るようにしておいてもらったり、取引先の人が帰るタイミングで店から手土産を渡してもらうようにすれば、取引先の人が戸惑わずにすみます。

接待の翌日には、「昨晩は貴重なお時間をいただきありがとうございました」といったようなメールを入れるのも基本です。こうした連絡は翌日の朝一番か、遅くとも午前中に入れるようにします。午後を回ってから連絡をしてしまうと遅いと思われてしまう可能性があるので注意が必要です。

「接待の幹事」には仕事の基本が詰まっている

自分の手足を使ってリサーチをして本番に臨み、その後のフォローも自分で入れる。この手順は幹事だけでなく、仕事のプロジェクトを進める場合も同じです。すなわち接待の幹事には仕事の基本が詰まっていると言えます。

そのため上司から幹事を任せられたときは、面倒な仕事を押し付けられたと考えるのではなく、接待という重要なプロジェクトを任されたと考えて、全力を尽くして幹事をやりきりましょう。きっとその努力を上司は評価してくれるはずです。
 


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