あしたの履歴書
2018/06/08

コンピテンシーで存分に自分の持てる力を発揮しよう!

(写真=marekuliasz/Shutterstock.com)
(写真=marekuliasz/Shutterstock.com)
企業での業務や役割で成果や業績に繋がる行動特性を「コンピテンシー」と言います。コンピテンシーを分析すると、成果に結び付く行動をパターン化することができます。頑張っているのに成果が見えず、どうすれば良いのかと迷っている人は、ぜひコンピテンシーで自らの持てる能力を存分に発揮してください。今回は夢や目標をかなえるコンピテンシーの意義や特徴などを紹介します。

コンピテンシーの意義と目的

コンピテンシーを分かりやすく説明すると、業務を遂行する能力が高い人に共通する行動特性のことを指します。

コンピテンシーは学歴や職歴に比例するとは限りません。優れたコンピテンシーを持っていて、それをもとに業務を遂行する力を重視します。

企業は優秀な人の大きな成果や業績に結び付くコンピテンシーを分析してパターン化を行います。これを他の営業マンが学び、行動できれば、営業マン全体のコンピテンシーの向上が期待できるかもしれません。

コンピテンシーのモデル化が重要

売る商品が同じなのに、成果が上がる営業マンとそうでない人の間には、何らかの違いがあるはずです。それを分析することで優れた要素を一般化できるのがコンピテンシーのメリットです。

仕事ができる人というのは、努力をしています。努力の裏側にはオリジナルのアイデアや工夫はもちろんのこと、優れたコンピテンシーがあるものです。それをモデル化して真似すれば、できる社員になれる可能性が高まるということです。

コンピテンシーで能力を底上げできる!

実際で仕事で伸び悩んでいるCさん(26歳、マーケティング職)が、仕事ができると言われるD先輩のコンピテンシーに沿って仕事を進めることにしました。Cさんが驚いたことは、D先輩の綿密なスケジュール管理と、情報収集能力です。マーケティングの仕事という以上、常にアンテナを高くしているDさんはさまざまなところから情報収集を行っていました。それを、自社の製品のアプローチにどのように役立てることができるのかを考え、アレンジして行動している側面も見受けられました。

そうやって、ターゲットとなる人達の動向を掴みながら、マーケティングを行っているD先輩の様子をみて、Cさんは半信半疑ではありましたが、コンピテンシーを取り入れてみました。そうすると、今までうまくいかなかった分野の数値の改善が徐々に行えるようになってきたのです。D先輩のようになるにはまだまだ足りない部分がありますが、たしかにコンピテンシーを遂行することによって、手応えを感じることができました。

Cさんは、徐々にそれが自分の能力につながっている感覚があるといいます。数値化できない「行動」をコンピテンシーという共通言語にすることで、できる人との差分が可視化され、どこを意識したらよいのか、どこを改善したり、伸ばしたりすれば良くなるのかが分かりやすいそうです。

組織や事業ごとに異なるコンピテンシー

上記はマーケティング職のCさんの事例ですが、事業や組織、担当業務ごとに設定されるコンピテンシーは異なるのは言うまでもありません。コンピテンシーをモデル化するには、個別の組織や事業、業務ごとに必要とされる要素や違いを意識して分析する必要があります。

ただし、どの分野・職種であってもそれぞれのコンピテンシーのモデル化を行い、Cさんのようにやってみることによって、企業全体の底上げができる可能性もあるのです。コンピテンシーを遂行し、人事評価でも高く評価してもらうことができれば、モチベーションの向上にも繋がることは間違いありません。こうすることで、自分が持てる力を十分に発揮できるようになる日がやってくるでしょう。

ビジネスマンの目標や夢をかなえるコンピテンシー

IT(情報技術)やAI(人工知能)の進化で、社会や企業を取り巻く環境も加速度的に変わっています。現在のような速い時代の流れに取り残されないよう、コンピテンシーは定期的なチェックが必要です。

日常的にコンピテンシーを意識し、行動することで飛躍できるチャンスは訪れます。ぜひコンピテンシーを活かして自らの目標や夢をかなえてください!。
 

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