あしたの履歴書
2018/06/12

成果目標の本質はMBOを絡めたリーダーシップ

(写真=tashatuvango/Shutterstock.com)
(写真=tashatuvango/Shutterstock.com)
企業や担当部署で高い成果目標が掲げられた時に必要なのが、目標管理制度(MBO)に絡めたリーダーシップです。チームワークはもちろん大事ですが、現代は目標達成するための働き方が重要視されています。そのため、自分で目標設定し、それに向けて個々でセルフリーダーシップを取るほうがよいという説もあります。そこで、成果目標を達成するためのリーダーシップについて一緒に考えてみましょう。

社員が自らリーダーシップを発揮

従来の日本型雇用システムの年功序列や終身雇用が制度的に採り入れられていた時代には、ある限定された社員にしか高いレベルのリーダーシップは求められませんでした。

しかし、長引く景気の低迷や厳しい企業間競争を生き抜くために、年功序列や終身雇用制度が崩壊しました。厳しいビジネスの現場では生き残りをかけて、個々の業績や貢献度を評価する欧米型の成果主義が広がっていきました。成果主義の中、個々の目標をどのように達成するのかが求められる時代になったといえるのです。

そういった時代背景もあり、ビジネスパーソンは自主的に目標を管理(MBO)しながらセルフリーダーシップを発揮することが求められるようになってきています。

リーダーシップはすべての社員に必要

これまで日本の企業や組織の多くでは、上司の指示を守って行動する従順さがが美徳とされる風潮がありました。企業や組織のリーダーは一部の上層部だけで、その他の一般社員はヒエラルキーに基づいて上司の指示を忠実に実行できることで優秀と評価されていたのです。

今や企業のグローバル化が進み、社会環境や時代は大きく変化しています。ニーズも多様な現在では、上司の指示待ちの状態が続くと、目標達成しづらい状態が続いているのです。そのため、すべての社員が常にMBOを意識し、自主的に目標を達成するために組織や業務上の問題を解決するよう求められています。良い意味で周りを巻き込み、組織に影響を与えて変革していく必要に迫られているということです。そこで必要とされるのがセルフリーダーシップです。

セルフリーダーシップの養い方

それではどのようにしてセルフリーダーシップを養っていけばよいのかを考えてみましょう。セルフリーダーシップとは自分の自主性を重んじながらも、自分のことをうまくコントロールをしていく方法です。自分が立てた目標に対し、いわゆるPDCAを回しながら、どのようにしたら達成するのかを突き詰めて考え、行動するのが肝心なのです。

最初は日々の行動の振り返りを行い、明日の目標と達成率をどうするのかを考え、日々確認を繰り返しましょう。また、自分の気持ちの揺れにも敏感になるようにしましょう。自分はどのような時に気持ちがブレやすいのかを知ることによって、自分の気持ちをコントロールしやすくなります。これに加えて自分の体調についてもよく管理することで、自分自身の行動管理ができるようになること間違いありません。うまくコントロールが出来るようになれば、セルフリーダーシップを養うことができるようになったといえるでしょう。

リーダーシップを発揮して生産性向上

少子高齢化社会となり、日本の多くの企業では優秀な人材が不足するという深刻な問題に直面しています。現在、政府が強力に後押ししている「働き方改革」では、長時間労働の是正が大きな課題ともいえます。そこから見えてくることは、これまで日本の企業では遅くまで会社で残業すると頑張っている、という間違った人事評価が横行していたということです。

実際、企業で求められているのは働き方の中身で、すべての社員が自主的に目標を管理し、達成するためにリーダーシップを発揮することなのです。言い換えれば、いかに業務の効率化を図り、企業の生産性を向上できるかということでしょう。

社員が目指すべき目標を明確にし、自らの業務や行動が組織や企業の成果にどう結び付くかを意識したうえで発揮すべきなのがリーダーシップです。これが発揮できれば、高い成果目標も自ずと達成できるようになるといえるのではないでしょうか。
 

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