あしたの履歴書
2018/10/11

会社ではデキるといわれているのに転職できないビジネスマンの特徴

(写真=worawit_j/Shutterstock.com)
(写真=worawit_j/Shutterstock.com)
今の会社では重宝されているのに、いざ転職活動を始めてみたら、なかなか採用にいたらないという悩みを抱えている人がいます。

実はこれには大きな理由があるのです。それは「社内で通用するスキルに長けているものの、社外で通用するスキルに乏しいから」です。ここでは「社内で通用するスキル」と「社外で通用するスキル」を解説します。

成功モデルの踏襲は古い体質の会社でしか通用しない

旧来の日本の企業組織では成功モデルの踏襲こそが最優先事項として重んじられてきました。そのため仕事で自分なりのアレンジを施すよりも、前例をできるだけ完璧に再現することが、社内での評価につながっていました。

こうした会社で「デキる!」と思われているのは、成功モデルに沿って仕事をトレースするのが上手い人ということですので、他社では応用が効かないことが多いのです。

社内の人間関係は転職ではアピールにならない

成功モデルを踏襲することに長けていると、それだけで上層部から、自分たちのやり方を大切にしていると気に入ってもらいやすくなります。上層部から気に入られれば、社内でも融通の利く立場が手に入るため、プレゼンや稟議などの業務をスムーズにこなせます。

また、人当たりがよく、縦横のつながりを幅広く持っているような人は、事務などの裏方にもコネが使えるので、よりスムーズにプロジェクトが進められます。

このように社内の人間関係をフル活用できる立場を確立している人は、必然的に社内では「デキる」存在になっていきます。しかしこれはあくまで社内の話。もちろん今いる会社の人間関係が転職後も役に立つケースはありますが、そうしたケースは限られてきます。

そのため、今いる会社では融通が利くが、社外に出ると活用できる人脈がないといった人は、転職の際にマイナス評価を受ける可能性があります。業界内で転職を考えているのなら、あらかじめ社外にもパイプも作っておくといいでしょう。

マネジメントができないと社外では通用しにくい

社内では仕事ができ、人間関係をフルに使えて根回しなどにも長けていれば、当然社内では重宝されます。しかし同時にこれらは、社内でしか通用しない知識・経験・技術なので、他社からすれば評価しづらいスキルなのです。

もちろんスペシャリストとして経験を積み、社外でも通用するような汎用性のある知識や経験、技術を高いレベルで身につけていれば、転職でのアピールポイントになります。しかしそれがないのであれば、求められるのはマネジメント能力です。

個人ができる仕事の量はたかがしれていますが、チームのマネージャーとして成果を出せる人材は個人の何倍もの仕事の量をこなせます。マネージャーの役割は全部で4つあり、それは「仕事の管理」「仕事の改善」「部下の育成」「チームビルディング」です。

転職活動で社外でも通用すると思ってもらうためには、この4つのマネージャーとしての実績をアピールすればいいのです。

まずは社外で通用するスキルを鍛えよう

ここで紹介した社外で通用するスキルはこの4つです。

1.新しい価値を作り出すような課題の発見やイノベーションを生み出すトライアンドエラーを行う能力
2.多種多様な人材と協働しつつ、課題解決に臨めるチームビルディング能力
3.社外のパイプを構築する能力
4.チームのマネージャーとして成果を出す能力

会社ではデキる人なのに、こうしたスキルに乏しい人は、社外では評価されません。いくら転職活動に時間と労力を割いてもストレスばかり溜まってしまう可能性があります。そのような事態を回避するために、まず社外で通用するスキルを鍛えましょう。

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