あしたの履歴書
2018/10/22

営業一筋の私もジョブチェンジ!?自分にできることを見つめよう 

(写真=only_kim/Shutterstock.com)
(写真=only_kim/Shutterstock.com)
ずっと営業職だった人が転職する場合、同じ営業として頑張り続けるにしろ、職種を変えるにしろ、どのような業界が向いているのでしょうか。ここでは現在の転職市場の動向を紹介するとともに、営業職の人が転職する際に考えるべき「営業のスタイル」について解説します。

転職市場は「今後しばらく売り手市場」

転職サイトのDODAが発表した「転職市場予測2018下半期」によると、「営業」「人事・経理・法務」「企画・マーケティング」「IT・通信」「電気・機械」の分野で求人数は増加傾向にあり、さらに「クリエイティブ」「建築・土木」「販売・サービス」「メディカル」でも緩やかな増加傾向が見られるそうです。

もちろん現在の売り手市場がいつまで続くかはわかりません。しかし少なくとも東京オリンピックが開催される2020年までは、今の売り手市場は続くのではないでしょうか。そのため今の時点で転職を考えているのであれば、早めに決断をするほうが比較的楽に転職できる可能性があります。

業界ごと分野ごとに変わる「営業のスタイル」

営業はどんな業界でもツブシがきくと思われがちですが、実際は売り込む相手や扱う商材などで、営業のスタイルは変わります。

●BtoBとBtoC、有形商材と無形商材、ルートと新規開拓、どう違う?
例えばBtoB(法人営業)の場合、対象とする顧客は有限です。業界にもよりますが、一人の営業が担当する顧客となれば、数十社が上限でしょう。顧客企業の決裁者にアプローチし、信頼関係を築く能力が求められます。

BtoC(個人営業)の場合、対象顧客はほぼ無限です。そのためビジネスの規模が大きくなるほど一人一人の顧客とやりとりする時間が取れないため、ウェブなどを駆使していかに効率的に売り込むのかがポイントになるでしょう。

不動産や機械製品などの有形商材を扱う場合は、売り込む商材についての詳しい知識が求められますが、システムやサービスなどの無形商材の場合は、コミュニケーションの中で顧客のニーズを探し出し、提案する能力が重視されます。

ルート営業では顧客との信頼関係を構築・維持することが重要ですし、新規開拓営業の場合は顧客に拒絶されてもめげない精神力と、短い時間で相手を引きつけるコミュニケーション能力も求められます。

●自分の営業のスタイルにあった分野・業界を狙おう
このように、同じ営業職でも分野や業界によって求められる能力は違ってきます。そのため自分の営業スタイルを考慮して、それに合った分野や業界を狙うのが賢いやり方と言えます。法人営業・有形商材・ルート営業でキャリアを積んできたのなら、まったく同じ業界か、あるいは違う有形商材を扱う企業への転職が有利になるでしょう。

営業職以外を選ぶ場合も「経験を活かせる分野」を狙う

いずれにしても、やっておきたいのは「より入念なキャリアの棚卸し」です。同じスタイルの営業職への転職であれば、いままでの実績を語ることで何ができるのかをアピールできます。ところが違う営業スタイルへの転職の場合は、「そのやり方はウチでは使えませんよ」と言われてしまうかもしれません。

営業職以外に転向したい人は、それ相応の準備が必要です。これまで身につけてきた能力のなかで、違う営業スタイルや異職種の仕事に応用できるものはないかを分析しておく必要があります。

例えば営業事務を希望する場合、「営業事務とうまく連携をとることに重きを置いてきたので、営業事務としてどんなことをやれば営業が助かるのかを熟知している」と言えば、説得力があります。未来の可能性が評価されるのは新卒だけで、転職の評価基準は「何ができるか」「何をやってきたか」です。そのためにもキャリアの棚卸しは入念に行う必要があるのです。

「自分に何ができるか」を見極めよう

営業から営業、または異職種に転職するにしても、転職を決断する前の「自分の営業スタイルってどんなものなんだろう」「自分はこれまでの仕事で何をやってきたんだろう」という自問自答は必要不可欠です。そうして自分の能力をしっかりと見極めていれば、転職が成功する確率も高くなるはずです。あなたも自分のことを見極め、よりよいキャリアを形成しませんか。

 

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